2024年06月11日

人気の浴室リフォームの費用相場はどのくらい?詳しく解説!

一年中ほぼ毎日使用する浴室は、水まわりでもあり劣化が早いといわれています。浴槽だけでなく、壁にカビが発生したり、タイルも割れたりすることがあり、水漏れの原因になるのです。また、浴槽や浴室は年々進化していて、リラックスできる快適なお風呂にするため、浴室リフォームを検討中の方も多くいます。そこで気になるのがリフォームにかかる費用です。今回は浴室リフォームの料金相場について解説します。

1. 浴室の種類

現在、大部分の日本の住宅の浴室は「在来工法」と「ユニットバス」の2タイプです。初めて目にする方も多いでしょう。それぞれの特徴について、以下でわかりやすく紹介します。

1-1. 在来工法の紹介

在来工法は以前から浴室工事で行われていた工法で、浴室となる部屋に防水加工を施し、その上をコンクリートで固め、さらにタイルを貼って完成させています。費用は高くなりますが、自分の希望する浴室に仕上げることが可能なのです。

浴室は窓が向いている方角や、地形なども関係しますが、10年程で劣化することがあります。浴室を防水加工をしていても、築20年ほど経過するとタイルがひび割れし、水漏れやシロアリの発生など、水まわり特有のトラブル発生も多くみられます。

1-2. ユニットバスを紹介

ユニットバスは、あらかじめ浴槽・壁・天井・床などのパーツを専門の工場で作り、それらを施工現場まで持ち込み、そこで組み立てて浴室にする工法です。基本的には全体が継ぎ目のない構造で水漏れリスクも少なくなります。

また、パーツとして完成した部品を現場で組み立てるだけなので、比較的工事も容易で工期が短く済む点もユニットバスの特徴です。さらに、工期も短く、各パーツも高くなく、トータル的にみても費用は安く抑えられます。そのため最近の浴室はユニットバスが使用されるケースも多く、主流になっているのです。

2. 浴室リフォームの相場

近年の浴室リフォームは、在来工法→在来工法・在来工法→ユニットバス・ユニットバス→ユニットバスの3種類があります。ユニットバスから在来工法へのリフォームはゼロではありませんが、多くはありません。それぞれの費用相場について解説します。

2-1. 在来工法からユニットバスへ

在来工法からユニットバスへリフォームする場合の費用相場は、70万円~150万円程です。大部分の在来工法ではリフォームするときに、基礎部分のコンクリートを解体する必要があり、費用が高くなる傾向もみられます。

ユニットバスの素材を高級材にしたり、浴槽のサイズを大きくしたりすると費用が高くなる傾向もあります。また断熱材の使用や、暖房換気乾燥機の有無やジェットバス機能などが付加されると、費用が高くなる傾向です。さらに、ユニットバスは戸建て用とマンション用があり、マンション用のほうが費用相場は高めになります。

2-2. 在来工法から在来工法へ

在来工法で造られた浴室を、再度在来工法でリフォームする場合は、50万円~200万円程度の費用相場です。在来工法は浴槽・壁材・天井材などの自由度が高く、リフォームの範囲やグレードも好みで行えるために、リフォームを小規模にすれば費用を安く抑えられ、費用をかければ大規模な浴室リフォームも可能です。

在来工法から在来工法への浴室リフォームは自由度が高いだけに、すべて新たな資材を使い、完全にリニューアルすると、こだわりのお風呂が実現し介護しやすい空間作りなども可能になります。ただし、費用相場は200万円を超え300万円程度かかることもあります。

2-3. ユニットバスからユニットバスへ

現在あるユニットバスから、新しいユニットバスに交換する場合の費用相場は、50万円~200万円程度です。当然、入れ替えるユニットバスのグレードや付属オプションの数などで、費用が変動します。また、ユニットバスは種類が多く、オプションの数など製品グレードにより価格が違ってくるのです。ロウグレードであれば50万円~75万円、ミドルグレードは75万円~100万円、ハイグレードになれば100万円~200万円以上まで幅があります。

3. 浴室リフォームの注意点

浴室をリフォームするときに注意すべきポイントがあります。まず、入替を希望するユニットバスの現物を見て触り、質感も確認しましょう。また、自分の浴室に入替可能か、大きさも確認しておきましょう。どうしても、カタログだけでは理解できないサイズや深さなどが実感できるのです。

3-1. マンションの管理規約を確認

マンションで浴室リフォームを行う場合は、マンションの管理規約を必ず確認しましょう。大部分のマンションには管理組合があり、浴室リフォームの際に申請書類を提出し、理事長の承認を得て、入替工事が可能になります。また、浴室は専用部分ですが、マンションの構造でリフォーム制限があるケースもあるのです。

3-2. 信頼できる業者を選ぼう

浴室のリフォームに詳しい方は多くありません。どうしても、浴室リフォームの専門業者に頼らざるを得ない部分が多くあります。そのため、何でも相談でき、理解できるまで説明してもらえる業者を選び、見積もりも詳細に記入されることが必要です。また、AI時代だけに、インターネット上に自社のホームページを持っていて、そこに実績や経営方針が掲載されている業者はおすすめです。

4. まとめ

浴室のリフォームは、入れ替える浴室の種類により異なりますが、費用相場の中心は100万円が目途になります。リフォームを行うと10年から20年は使い続けるため、浴室リフォームを実施する前に情報を集め、信頼がおける業者を選んでよく相談し、浴室リフォームを行いましょう。 「株式会社ミライズ」は、大阪府泉佐野市にあります。戸建て住宅・マンション・賃貸物件・ビル・アパート・店舗・空き家などの、水まわりリフォーム工事を承っております。また、ユニットバス・キッチン・トイレなどの水まわりリのフォームから、給湯器・ガス機器交換・配管工事・給排水工事などもお任せ下さい。弊社は経験豊富な実績があり、確かな技術力・リーズナブルな価格設定で工事を承ります。