リビングリフォーム

リビングリフォームをすべき場所は？

失敗しないためのポイントをご紹介

リビングは家族でくつろぐ場所なので、全員がくつろげる場所にしたいものです。子どもの成長やライフスタイルの変化に合わせて、快適なリビングにリフォームするのが理想です。では、リフォームで失敗しないためにはどうすればよいのでしょう。ここでは、リビングリフォームをすべき場所や失敗しないポイントをご紹介します。

1. リビングリフォームをすべき場所

リビングリフォームをすべき場所としては、次の5つがあげられます。

1-1. 収納

リビングリフォームをすべき場所は、収納です。

床下収納や吊戸棚を設置することで、簡単に収納を増やせます。

間取りに合わせて、どちらの収納にするか選ぶと良いでしょう。

1-2. 照明

リビングリフォームでは、照明を変えるのもおすすめです。照明によってリビングの雰囲気をがらりと変えられ、イメージに合わせた空間にできます。また、照明を変えることで照らす範囲を増やしたり、機能性を高めたりすることも可能です。直接照明と間接照明を、上手に組み合わせると良いでしょう。

1-3. 壁紙

リビングリフォームでは、壁紙を変えると部屋の雰囲気が変わります。壁紙は大きな面積を占めているため、壁紙を変えることでイメージを自在に操れるからです。機能性を備えた壁紙もあり、消臭や湿度調整など、部屋を快適に保てるものもあります。

1-4. 床・フローリング

床・フローリングは、壁紙の張り替えとセットで行われるのが一般的です。畳からフローリングにする、フローリングを張り替えるなどさまざまな方法があるものの、施工は比較的シンプルです。工法も色々あり、費用を抑えた工法で行うこともできます。

1-5. バリアフリー対応

両親の高齢化やご自身の将来を見据え、バリアフリー対応にリフォームするのもおすすめです。床をフローリングからカーペットに変えたり、段差をなくしたりなど、住みやすい環境にリフォームできます。

2. リビングリフォームのポイント

リビングリフォームを成功させるポイントは、次の3つです。

2-1. 動線を把握して収納を確保する

リビングは、実用的であることが大切です。

実用的にするためには、家事動線を考慮して間取りや家具配置を決める必要があります。
また、リビングが散らかりやすい場合は、収納力を向上させると良いでしょう。収納を有効に活用することで、リビングを常に整った状態で保てます。

2-2. リビングの不満点を洗い出す

リフォームをしても、不満点が改善されなければ意味がありません。リビングをリフォームする際は、家族と話し合い、現状の問題点や希望をまとめることが重要です。たとえば、収納不足には収納の増設、薄暗さには照明の改善、家事が進めにくい場合には家事動線を考慮したリビングの設計が有効です。

2-3. リビングリフォームの予算を決める

リビングリフォームの費用は、内容や現在の状態、広さによって大きく変わります。最初に予算を決め、その範囲内でできることを考えましょう。予算が希望に足りない場合は、リフォームのタイミングを見直すことも必要です。

3. リビングリフォームのタイミング

リビングリフォームの適切なタイミングは、それぞれの家庭によって異なります。一般的なリフォームのタイミングは、次の3つがあげられます。

3-1. 家族状況の変化

家族状況が変化したときは、リビングリフォームのタイミングです。リビングは家族が一緒に過ごす場所であり、夫婦だけの生活から子どもの誕生や成長、独立、両親との同居などの節目に応じてリフォームが必要です。

たとえば、子どもが生まれたら収納を増やし、年齢を重ねたら照明も明るくしてバリアフリーにするなど、ライフスタイルに合わせたリフォームを行うと良いでしょう。

3-2. リビングの印象を変えたい

リビングの印象を変えたいときは、リフォームのタイミングです。家具の配置やカーテンの変更でも印象は変わりますが、壁紙や照明を変えるとさらに大きな変化が得られます。明るい印象、落ち着いた印象、柔らかい雰囲気など、希望するイメージに合わせて行うのがおすすめです。間接照明を採り入れるなど、照明を工夫するだけでも印象が大きく変わります。

3-3. 不満を解消したい

リビングに不満があるときは、リフォームのタイミングです。リビングリフォームの最も多い理由は、劣化や破損です。年月とともに壁紙の日焼けや破れ、照明器具の古さによる陰りなどが目立ちます。どんなにきれいに使っていても劣化は避けられません。リフォームでこれらの不満を解消しましょう。